アメリカでの住まい探しの方法
私たちの家族は、夫が渡米したその日からすでに自宅と車を確保していました。
私たちの住まい探しは少し特殊でしたが、一般的な住む場所を探す方法として、以下の3つがあります。
- 渡米後、まずホテルやAirbnbに滞在し、実際に住む場所を現地で探す
- インターネットを使って仲介業者を通じて探す
多くの方が Zillow などのウェブサイトで物件を探します。 - アパートの公式サイトから直接申し込む
住まい選びで重視したポイント
私たちが住まい選びで特に重視したのは、安全性と子供が快適に過ごせる環境です。以下のポイントを基準に選びました。
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安全なエリアであること
日中、私が一人で過ごすことが多いため、治安が重要でした。
安全なエリアを確認する - 学区内の小学校の評価が高いこと
子供の教育環境を重視し、評価の良い学校があるエリアを選びました。 - 夫が通いやすい場所であること
夫の通勤時間を考慮し、アクセスの良い場所を選びました
また、運転する予定がない方は、スクールバスの停車場所や買い物のしやすさも考慮する必要があります。
学校の評価の確認方法
アメリカでは、住む場所を決める際に、現地校に通うならGreatSchoolsを使って学校の評価を調べるのが一般的です。
Zip Code(郵便番号)や地名を入力し住みたいエリアの検索します。
公立の学校の質は地域などによってかなり異なります。
- 成績
- 財政状況
- 人種割合
- 貧困割合
- 公平性 などわかり最適な選択が可能です。
また、初めてのアメリカ生活の場合、学校にELL(ESL)クラスの有無も重要なポイントになります。
住まい探しと日本人コミュニティの活用
先ほど少し触れましたが、私たちの住まい探しは少し特殊でした。まずはFacebookで日本人コミュニティを探しました。
そこで、日本語を話せる不動産屋さんがいないかを尋ねたところ、日本人の仲介者を見つけることができ日本から住居探しをしました。
日本人コミュニティから探した理由の一つは、住居環境等の希望の条件を100%伝えられる英語力に自信がなかったことです。
また、アメリカでのクレジットヒストリーや信用実績がないため、すぐに家を借りられないかもしれないという懸念や
渡米後から住まいを探すことになれば、ホテルの宿泊期間が不明なため、宿泊費が家賃より高くつく可能性も心配でした。
日本人の仲介者さんを見つけたことによって、希望条件・治安・教育環境・夫の職場へのアクセスなど細かい点まで安心して伝えることができ、
LINEのビデオ通話を通して一緒に物件を見学させてもらい、アメリカの家の特徴や注意点も教えてもらいました。
特に、防音性が日本より劣ることや、大家の管理状況、近所の雰囲気などは、すべて仲介者さんが確認してくれました。
子供がいる家庭では、防音性は重要なポイントで、トラブル回避のためにも大事な要素です。
結果として1か月分の仲介料を支払いましたが、日本と同様のサービスを受けられたことに満足しています。
書類の準備と契約
クレジットヒストリーがない代わりに、VISA申請のために準備した英文の銀行残高証明書を提出しました。
また、念のため、2年分の収入証明を要求されたので、原本に加え、自分で作成した英文も添付しました。これにより、約1週間ほどのやり取りで契約が成立できました。
他の家族の体験
同じく研究留学で渡米された夫婦は、日本からアパートの公式サイトから直接申し込んで、審査が通るまでに約1か月かかったそうです。
別の留学家族は、先任者に内見と手続きを代理でお願いしたと聞いています。
各家庭や状況によって、最適な住まいの探し方は異なるので、ぜひご自身に合った方法を見つけてくださいね。
次回は、実際に選んだ家のタイプについてお話します。