目次
前回に引き続き家さがし
アメリカでの家探しの重要ポイント
家探しの際に気をつけたい重要ポイントをまとめてみました。
どの種類の家に住むのか 家具・ランドリーの有無 契約期間・契約時期
私たちの経験:コンドミニアムに住む選択
私たちは希望エリアで見つけた家具付きのコンドミニアムに住むことにしました。
当初は防音性を考慮して戸建て(Detached House)も検討しました。
しかし、私たちが住む地域(砂漠地帯)では、全館空調で常に冷房が必要なため、冷房代が大きな負担になる可能性がありました。
電気代節約・内見時にもプライバシーや音も確認して問題がなかったので、比較的狭いコンドミニアムを選びました。
さらに、家具や生活用品が全て備わっていたため、渡米時に送る荷物や購入品が少なく済みました。
輸送料や購入費用が抑えられたのは大きなメリットでしたが、通常は家具付き物件は家賃が高くなることが多いです。
幸運にも私たちは相場で契約でき、本当に運が良かったと思います。
アメリカの住宅タイプ
アメリカには多様な住宅タイプがあり、それぞれに特徴があります。以下は代表的なものです。
アパートメント(Apartment)
特徴: 集合住宅で、複数のユニットが1つの所有者や管理会社によって運営されています。契約時には敷金や保証金が必要です。
共用設備: 多くのアパートメントにはジム、プール、ランドリースペースがあり、都市部では共用ランドリーが一般的です。室内に洗濯機がある場合、家賃が上がることがあります。
コンドミニアム(Condominium, Condo)
特徴: 各ユニットが個別のオーナーによって所有されており、オーナーから直接貸し出されることがあります。
管理費: 共用エリア(ジム、プール、駐車場など)の使用に管理費(HOA費用)がかかることがあります。契約時に家賃に含まれているか確認が必要です。
タウンハウス(Townhouse)
特徴: 縦長の複数階構造の住宅で、隣接するユニットと壁を共有しつつ、アパートよりプライバシーが高いのが特徴です。
独立型の家(Detached House) / 単世帯住宅(Single-Family Home)
特徴: 一戸建ての住宅で、庭やガレージを専有できるため、ファミリーに人気です。
日本とアメリカのコンドミニアムの違い
日本ではコンドミニアムというとリゾート地の短期滞在を連想しがちですが、アメリカでは日常的な住居として利用されています。
各ユニットが個別に所有され、オーナーごとに条件や管理が異なるのが特徴です。
契約時の注意点
敷金・保証金 アメリカでも敷金(Deposit)は一般的です。また、契約期間の最後の月の家賃を前払いするケースもあります。事前に契約内容をしっかり確認しましょう。
契約期間 契約期間は慎重に選ぶべきです。短期契約は避け、長期契約を選ぶ方が家賃が安定しやすいです。
支払い方法 アメリカでは小切手(チェック)での家賃支払いが一般的ですが、近年ではオンライン決済も可能な物件が増えているので、契約前に確認しておきましょう。
契約する時期による家賃の変動 契約するタイミングによって家賃が変動することがよくあります。特に人気エリアやシーズンによって変わることがあり、引越しの繁忙期や需要が高まる時期には、家賃が急激に上がることもあります。
まとめ
アメリカでの家探しは、住宅タイプ、家具や家電の有無、家賃や契約条件など、さまざまな要素を考慮して慎重に進めることが大切です。